目の前で仕上げる料理が食欲をそそるライブケータリング

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「ライブキッチンスタイル」のケータリングと言ってもあまり馴染みのない言葉かもしれません。簡単に説明すると、パーティー会場にシェフが来て目の前で料理を仕上げてくれるサービスのケータリングのことをこういった名前で呼んでいます。ホテルやレストランにあるビュッフェコースに行ったことのある方ならイメージが湧くのではないでしょうか。料理を並べている場所とは別に専用のブースを設けてシェフが常駐し、お客様がオーダーをしてから料理を仕上げて一皿ずつ渡してくれるスタイルが主になります。

代表的なライブキッチンケータリングの料理としては、

  • ローストビーフ(ライブキッチンでオーダーいただく中で不動の一番人気メニューがこちら。切り分けてるのを見てるだけでも美味しさが伝わります)
  • パスタ(参加者が女性中心の場合は特におすすめ。温製、冷製どちらも可能です)
  • ラクレットチーズ(とろ~りチーズが食欲をそそる人気のライブキッチンメニュー)
  • 肉、魚の鉄板焼(説明不要の魅力がウリ。やはり出来たては美味しさも違います)
  • デザート系(クレープやアイスなどが主流。こちらも女性やお子様が多い時にはおすすめです)

といったところでしょうか。また一風変わったものとして、

  • にぎり寿司(回転寿司のレーンまで用意してくれるところもあります)
  • 鮪の解体ショー(丸ごと一匹を豪快に捌くインパクト抜群のショー)
  • 焼きそばやたこ焼き、お好み焼き(お祭りの屋台ブースを別途用意してくれるところも)

といった見た目にもインパクトの強いサービスを行っているケータリング会社もあります。

 いずれにしても、単に料理が並んでいるのとは違い目の前で料理が完成する工程を見ることができるのは見た目で惹きつけるだけではなく、食欲にも訴えかけることができて非常に人気の高いサービスです。最近では多くのケータリング会社がこの「ライブキッチンスタイル」をケータリングメニューに取り入れて、目玉のひとつとして打ち出しております。このコラムではこれら「ライブキッチンスタイル」のケータリングを利用することによるメリット・デメリットについて詳しく説明していきたいと思います。

ライブキッチンケータリングのメリット

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パーティーにより特別感を演出できる

 綺麗にテーブルコーディネートされた料理が並ぶだけでも充分パーティー感を演出できるケータリングですが、そこにライブキッチンが加わることでさらに高級感や特別感が増します。シェフが料理を仕上げる工程を目の前で「魅せる」ことは、食欲に訴えかけるポイントのひとつ。どんな料理店でもそうですが料理を作っているところをカウンター越しに眺めているとお腹がさらに空いてきませんか?空腹が最高のスパイスなんて言葉もあるように、参加者の方々が美味しく料理を食べてもらうための演出として是非パーティーに取り入れてみてください。

出来たて料理はやっぱり格別!目玉料理としておすすめ

 コース料理にメインディッシュがあるように、ケータリングで振る舞う料理にもメインとなりえるメニューがひとつあると料理全体にバランスがとれます。ライブキッチンスタイルを取り入れなくとも通常のケータリングメニューにおいてもバランスを考慮したメニューで構成されているものがほとんどですが、参加者の目を引くメインとして一品用意したい時には是非パーティーに取り入れてみてください。

見た目のインパクトが抜群!

 繰り返しの説明になりますが、やはり一番のセールスポイントになるのは見た目の印象やインパクトが格段に上がること。鮪の解体ショーや屋台ブースが用意してあったら、ゲストは間違いなく驚かれると思います。お招きするゲストへのおもてなしとして利用される機会の多いケータリングですので、こういったショー的な要素を取り入れてみるとより参加される方々の満足感が向上するのではないかと思います。

ライブキッチンケータリングのデメリット

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トータル費用がどうしてもかさんでしまう

 通常のケータリングメニューに追加する形になってしまうので、やはり費用は高くついてしまいがち。レセプションや記念行事などの重要な催し、特別な日のお祝いといった場面での利用が向いているかもしれません。そうは言っても高級ホテルのディナービュッフェと比較するとお安く済む場合がほとんどです。ケータリング会社によってお値段設定もサービス内容もまちまちですので、興味がある方は問い合わせの際に一度聞いてみるとよいでしょう。メニュー構成を変更することで思っていたよりリーズナブルにできることも。

会場となる場所はある程度の広さが必要に

 一般的なケータリング会場のレイアウトは料理をデコレートして展開する料理用のテーブルと食事をする会食用のテーブルを人数に合わせていくつか作るというのが主流です。立食形式をとる場合が多いですので、参加者が自由に行き来できるだけの通路スペースも必要になり、あまり狭い会場にぎゅうぎゅうに詰めてというわけにはいきません。ライブキッチンケータリングを行う場合、従来のレイアウトにプラスして専用のブースを設ける必要も出てくるため、あまり手狭な会場ではスペースの関係上難しくなってしまうケースもあります。こちらも問い合わせの段階で確認を取っておく方がよいでしょう。

 以上、ライブキッチンケータリングについてメリット・デメリットを何点か挙げて説明しました。最近では多くのケータリング会社で取り扱いを行っており、こんなものまで!と驚くようなものも少なくありません。タバックケータリングサービスにおいてもライブキッチンスタイルでのご提供も行っておりますので、是非ご利用をご検討くださいませ。